
Yuta Okuda
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提出作品の解説
『With Gratitude』シリーズとして発表しており、
自身がアーティストととして生きているのは関わってくださったすべての方々のおかげで、感謝の数だけ花を描きたいと思い制作いる作品です。
アクリル絵の具の凹凸や、グラデーションの大胆な筆致を、0.1mmのミリペンで細密にアウトライン化させることで、寄りでも引きでも楽しめる作品になっています。
ロンドンへ留学後、ISTITUTO MARANGONI ロンドン校 ファッションデザインマスターコースでディプロマを取得。
帰国後、ファッションブランド『TAKEO KIKUCHI』にてファッションデザイナーとして勤務。
退社後は、ファッションデザイナーとしてではなく、アーティスト『yutaokuda』として活動を開始。
作品は全て、無意識下に投影された自身のかけらを、 “beautiful foodchain”(美しき食物連鎖)
というコンセプトのもと、 花や生きものをモティーフとして視覚言語化し、再構築したものです。
作品の表現手法はここ数年で、計算した線のみで構成された 細密画から、
「偶然性」をテーマとした作品へと変化してきています。 具体的には、墨のにじみや、
アクリル絵の具の混ざり具合から 偶然に生まれた凹凸の中からアウトラインを抽出し、生き物や花を 形取っていきます。