
山内康嗣
MEDIA:アクリル、樹脂、ニス、キャンバス
YEAR :2015
提出作品の解説
私は大気中に含まれる様々な物質(分子・花粉・荷電粒子など)をモチーフに取り入れて「我々は見えるものと見えないものに囲まれて生活している」という事をテーマにした作品を創っている。
なぜこのテーマにしたかというと、幼少期~20代は喘息持ちであったために 発作が起きると汚染された空気と澄み切った空気の違いを身体が敏感に感じ取っていたため、私にとって尤も身近に感じる事柄だったからである。
そして表現方法の由来は、幼少の頃にジオラマ模型や時代劇の小道具)を紙で作ったりマジックや錯視(錯覚)にとても興味があったため、
「目の前で起こっている現象以外にも様々な仕掛けがあるのだ」ということを実感し、現在の作風の着想を得た。
福岡県生まれ。
20代の頃、メディア全般のイラストレーションを手掛けるようになり
その後画家に転身する。
現在、国内外でアート作品の展示・販売を精力的に行う。
アーティスト集団「AONOSE」メンバー。
(主な個展)
2009年 「山内康嗣展 ~輪郭時代~」(Fuma contemporary Tokyo)
2015年 「山内康嗣展 ー散歩道にてー」(Gallery Face to Face)
(主なグループ展)
2016年 「第18回雪梁舎フィレンツェ賞展」(雪梁舎美術館)
2017年 「現代東京百景展」(伊勢丹)
2018年「第13回タグボートアワード」
2019年 「ワンピース倶楽部展」(アーツ千代田3331)
2020年 「山川コレクション展」(金沢アートグミ)
(主なアートフェア)
2008年「上海アートフェア2008」
2009年「アート台北2009」
「アートフェア東京2009」
2010年「アート台北2010」