
木下ユリカ
MEDIA:鏡、ペンキ
YEAR :2018
提出作品の解説
今回の作品は自身の名前の由来にもなった、ユリの花をモチーフに鏡に描いた作品です。花の隙間からその場の空間が映り込み作品の表情を変えていく中、変わらず咲いているユリの花は、その時々で変化していく世界において変化しない自分自身や思考を一種の自画像のような気持ちで表現しています。
佐賀県出身。現在は東京を拠点に活動中。 花農家で育った生い立ちを元に、花や植物を抽象表現した作品を製作しています。 密集して存在する花や植物を描き、自然を目の前にしたときのような瞑想を生活の中に提示します。