
水野健一郎
MEDIA:キャンバスにアクリル絵具
YEAR :2017
提出作品の解説
2017年にグループ展「得体」のキュレーションを行なった際に生み出した作風によって描かれた実験的作品。3Dと2D、デジタルとアナログ、ドローイングとペインティングなどの境界線を曖昧にすることで、ストレスフリーな描画プロセスの実現に成功。現在11の作風を状況と気分によって使い分けており、この作風が新たに加わるかどうかはまだわからない。
1967年岐阜県生まれ。東京都在住。鳥取大学工学部社会開発システム工学科中退。バンタンデザイン研究所キャリアスクール修了。セツ・モードセミナー卒業。既視感と未視感の狭間に存在する超時空感を求めて、潜在的絵画体験であるTVアニメからの影響を脳内で再構築し、ドローイング、ペインティング、グラフィック、アニメーションなど、多様な手法を用いてアウトプット。その一方で、「表現のキワ」を追究すべくクラムジング及び脱印象的描画法の開発を行う。映像チーム「超常現象」、美術ユニット「最高記念室」としても活動。その他、「アウターサイド」シリーズメンバー、「得体」キュレーション、「擬似マウンテン」キュレーション。美学校講師、東北芸術工科大学非常勤講師、女子美術大学非常勤講師、京都芸術大学特別講師、マイファイ絵画実験室講師。