
横山惇亮
MEDIA:oil on canvas
YEAR :2014
提出作品の解説
モルフォ蝶はその美しい姿とは裏腹に花ではなく腐った果実や動物の死骸によく集まるという。
まるで残った時間を吸い取るように。
停止した時間を自らの美しい姿で彩るかのように。
過ぎ去った過去を思い出すとき浮かぶのは、モルフォ蝶の姿のような美しさだけでいい。
駒澤大学法学部在学中から独学で絵を描き始める。
以降、油彩を中心に制作。
近年では平面作品だけでなく立体作品にも取り組み、パリ、LA等海外で積極的に展示活動を行う。
2020年、UKのアート誌 Aesthetica Magazine主催のAesthetica Art PrizeにてLonglistに選出される。
作品のテーマの多くは時間の経過とその時々の感情の動きであり、女性や花を描くことで表現している。