
仲衿香
MEDIA:絵の具を支持体に厚塗り
YEAR :2020
「手法について」
絵の具を支持体に厚塗りにのせて描く。
厚塗りにすると、絵の具が自分の予想を超えた動きをする瞬間があり、自分と支持体の間に“ズレ”が生まれる。思い通りにならないその“ズレ”にこそ絵画としての魅力があるのではないかと考えている。
「モチーフについて」
モチーフとして使用している「LINE」のアイコンは、2020年現代において大変馴染み深いものとなっている。恐らく、絵の具によって元のデザインより崩れても、LINEと認識出来る人が多いだろう。しかし数十年後このLINEのアイコンが改変されたら、LINEそのものが今後無くなったら、この絵は鑑賞者にどう見えているのだろうか。もしかしたら謎の抽象画に見えているのかもしれない。
1994 長野県小諸市生まれ
2019 東京造形大学 卒業
賞
2017年 ワンダーシード入選
2018年 CAF白石正美賞
展示歴
2020年 artTNZ アートフェア SH ART PROJECT
AFT Art Hunting SH ART PROJECT
Backside Works. & 仲 衿香 SH ART PROJECT
2019年 「現在地」SH ART PROJECT 個展
「Melt」Test Flight 個展
「Nothing seek, nothing find」ARTDYNE グループ展
「Change」Alt Medium グループ展
東京アートフェア2019 SH ART PROJECT
2018年 「CHU CHU SHOW 2018」中和ギャラリー グループ展
2017年 「CUBE」TURNER GALLERY グループ展