
ruteN
MEDIA:アクリル、植物、炭(パロサント)
YEAR :2020
提出作品の解説
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地球が流す涙は、
あの美しい惑星が受け取ってくれる。
ぎゅっと優しく包んでくれている母のように。
その涙は、この惑星の内にあるコアでエネルギーに変わり、そこから新たなパワーを放つ。
物事は止まっていては何も変わらない。
止まっていても、誰も気づいてくれない。
全ての感情を流す事で、
必ずどこかで
何者かが気づいてくれる。
受け取ってくれる。
そして、そこから
新たな循環が生まれ、
次なるきっかけに繋がる。
この星が流すモノを、
必ず何処かの惑星が見守ってくれている。
全ては、繋がっているのだから。
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これまでかつて求められていた物質的・非物質的なモノへの欲望とそれらを生み出す効率性やシステムは、果たして本当に我々にとって、
この星にとって必要なモノであったのだろうか。
世界中が変わりゆくこの今の瞬間に、
奥底に眠り止まっていた想いが流れ出すことで、全てが在るべき姿へと転じ、
「本当に必要なモノとは?」「奥深くにある魂の想いとは?」を問う作品を描きました。
ruteN
宮崎県出身。
幼少期より絵を描く事が好きで、生まれ育った豊かな自然環境の影響で、自然界から受け取った生き物の感情や、空・宇宙から受け取ったメッセージを、独自の世界観を通し"きっかけと道しるべを届けられたら"という想いでアート作品の制作を始める。
2019年10月に初の個展を開催し、本格的に活動をスタート。
イベントでのライブペイントや壁画制作、デジタルアートの制作を行う。