
西田洋子
MEDIA:陶土で手びねり、たたら
YEAR :2020
提出作品の解説
わたしは、陶という素材だからこその表現を目指しています。
わたしが感じる陶の魅力とはずっと朽ちることのない永遠性と絵の具では表現できない色合いが生まれる釉薬です。
わたしはよく花をモチーフに登場させます。それは、花の一瞬の儚さや刹那的な美しさと陶の永遠に朽ちない力の対比が心地よくマッチしているように感じるからです。
今回の作品は、陶板で永遠に枯れない花を制作しました。
また、普段はあまり使わない金彩での装飾によってインパクトのある作品を目指しました。
1995 兵庫県神戸市出身
2019 多摩美術大学工芸学科陶プログラム卒業
現在、多治見市陶磁器意匠研究所在籍
普段は花器や花をモチーフにしたオブジェや陶板を作っています。
最近は、自分の作品に使用したい奥深い色合いや質感の釉薬を研究しています。
釉薬の魅力を最大限に魅せつつ、気持ちよくマッチする造形を目指しています。