
スピリアールト クララ
MEDIA:施釉陶器
YEAR :2020
提出作品の解説
2018年より、集中的に陶芸作品の制作を開始。参加作品を含む「豊穣壺シリーズ」では、瓶/器の持つ何かを包容する用途の伝統に、母性的シンボルを重ね合わせている。双頭の鳥という紋章学的イメージを基点として、暖かく包み込むようでありながら、同時に威嚇しているような、母性の両面性を表現している。
1993 東京都生まれ / 2009 ベルギーへ留学
2015 ゲント LUCA School of Arts 大学院修了
ベルギーを拠点にアーティストとして活動中
7年間の絵日記を含むドローイングを出発点として、映像、アニメーション、壁画、刺繍、陶芸など表現メディアは多岐にわたる。個人または集団の文化的アイデンティティ形成におけるシンボルの役割、そこから読み取れる自然と人間の関係を主なテーマとしている。