
BANBUMEDIA:acrylic on canvas
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提出作品の解説
性的マイノリティーが生きていく上で、誰もが気付かぬうちに追う傷。キス(誰かを愛する)たびに増えていく傷をテーマに描きました。僕自身性的マイノリティーに属する人間で、そんな僕がアジアで生きていく中で感じる不平等さや、不安みたいな物を単に悲しく描くのではなく、絵の中にどこか希望を感じられる仕掛けを意識して描きました。
三つ目のキャラクタモチーフを描く作家。 東京在住、25歳。東京デザイナー学院アート学科卒業。
2019年春よりカナダ、アメリカでの留学から帰国後作家始める。幼年時に衛生放送で見ていた海外アニメーションと学生時代に出会ったポップアートに影響を受けている。人間(現実世界の生物)ではないモチーフを使うことで第3の目線で、多様性を絵画の中で表現できる可能性を感じ、元のモチーフがないエイリアンのようなキャラクターを描いている。