
渡邉城大MEDIA:キャンバス、アクリル、シルクスクリーン
YEAR :2021
提出作品の解説
漫画の画材であるスクリーントーンの代表的な網点をシルクスクリーンで再現しました。元々は漫画家を志し漫画家のアシスタントをしていましたが、僕が惚れ込んでいたのは漫画というエンターテイメントよりもむしろ漫画を作り上げる為の表現技法の方でした。漫画の作画には漫画を読ませる為の理論や、印刷の都合によって限られた画材だけを駆使する技術や発想がたくさんあります。ただ、そもそも印刷を目的とした画材である為にB4を基本としたサイズの都合や、画材自体の耐久性の問題もありました。大きい絵を描きたいとは思っていましたが、シルクスクリーンでスクリーントーンを再現する方法を閃き、初めてキャンバスに挑戦しました。今回はシンプルに2種類の網点を使用しました。
愛媛県伊方町出身、東京在住。
画家、写真家。
漫画の画材と作画技術を用いた絵。
星景写真をメインに、高山や離島での自然写真。
それらの融合も視野に入れ活動しています。
-アシスタント歴-
2009:天野洋一先生"AKABOSHI-異聞水滸伝-"
2010~2018:荒木飛呂彦先生"ジョジョの奇妙な冒険"
2019~2020:ツジトモ先生"GIANT KILLING"
-展示-
2017:日本山岳写真協会展 入選
2019:個展"liFe!" at cafe884
2020:個展"JohDaism" at Galerie LE MONDE
2021:個展"KISS A...01" at Lit COFFEE & TEA STAND
2021:個展"KISS A...02" at Seven Colors