
ゆまお/yumaotteMEDIA:マジックペンで描いたあとデジタル化
YEAR :2021
提出作品の解説
頭の中にある絵が描きたいのに描けなくて悩んできた私。なんで描けなかったのか、最近やっと分かった。これまでの私は、正解を探し、人と比べ、描いたものを否定していた。子供の頃、絵を反対する母にされていたのと同じことを、自分自身にしていたことに気付いたのだ。そんなことをしていたら、描く筆が止まるのは当然のこと。今の感覚を持った私が子供の頃に戻れるのなら、誰から何言われてもただ純粋に、その時の自分の想いを絵に描き続けていると思う。遅ればせながら、ひと作品ずつあの頃に戻って描いている。自由に絵が描ける環境を手にした今、描きながら子供の私に還るたび『描いたものは、全てアート。アートに失敗はないよ』と、いつも教えてくれる。この作品は、これを描こう!として、この形になったわけではなく、グルグルと丸や線を描き、その中から見えたものをカタチにして描いたもの。最終的にデジタル加工して仕上げました。
1976年 母から絵を反対される
2008年 2度の意識不明
2016年 曼荼羅アート開始
2019年 絵の購入御礼に、指で抽象画描く
2020年 鬱状態になり、苦手だったデジタルアート、目玉、内臓モチーフの立体物作り開始
2021年 アナトミーアート @mayujapan531
カワイイアート @yuma.otte を日々投稿
『絵が描きたいけど描けない』の声を聞くたび、感情開放させ、自由に絵を描く場所を作りたいと願う